東京・高円寺にある、バイク専門店【Liberty(リバティー)motor-cycles】北村社長のブログです。
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今年も、残りわずかとなりましたが、28日(水)まで通常通り作業をして、29日(木)に大掃除をする予定です。
年明けは、4日(水)から、通常営業いたします。
年明けは、4日(水)から、通常営業いたします。
昨日の続きです。プライマリカバーを開けて、クラッチ板を外していくと、表裏がめちゃくちゃに組んであった事がわかります。
そして、クラッチシェルの中は、スラッジやオイルで、ドロドロです。
プライマリカバー内のエンジン側のパーツも組み付けの順番がおかしくて、固定されるべきものが、固定できていません。
車体の反対側に移って、バッテリーマウントプレートを外すと、ラバーマウントスタッドは、変形が激しかったり、もげていたり。
バッテリーマウントプレートが外れて、見えてきたのは、セルモーターのぶっとい配線です。この端子の曲げ方も、良くないので、修正します。
で、セルモーターや、ホース類を外して、インナープライマリを外したいのですが、セルモーターをマウントしている、このボルトがバカになっていて、外せません。最終的には、ボルトの頭を削って、外し、一件落着。
お預かりしている、FXSの続きです。グリップ交換に伴い、ハンドルを左右、15mmづつカット。
そして、リヤのマフラーを止めている、スタッドボルトが短すぎるので、交換。
高熱にさらされるボルトやナットには、スレッドコンパウンド(焼きつき防止剤)を忘れずに。
それから、フロントキャリパー&マスターシリンダーのオーバーホール。
キャリパーもマスターもドロドロです。(写真右は洗浄、シール交換後)
新しいフルードを入れて、エア抜きしたら、フロントブレーキ廻りの作業は終了。レバーのタッチも良好です。
続いて、セルモーターが回らないため、ソレノイドを分解。
接点が錆びている事はよくあることですが、錆びているどころか、腐ってます。スペーサーブロックも本来は鉄ですが、アルミに穴を開けたものが付いてました。厚みも厚すぎるので、これも交換。
さらにプライマリチェーンオイラーのホース。折れちゃってます。インナープライマリに入るところも、隙間からのぞくと、どうもおかしいので、明日、外して、点検します。