リジット・ショベル

腰上オーバーホールでお預かりした、リジット・ショベル。ひとまずエンジンを始動し、お客様が言っていた白煙とタペットノイズを確認。確かに、白煙もタペットノイズも出ています。白煙は、アイドリング時も、吹かしても出ていますねー。タペットノイズは、ソリッドタペットだとしても、大きいですなー。
作業を開始しますが、まずは、バッテリー端子を外し、ガソリンタンク、マフラー、キャブ等を外します。

はい、外れましたが、マフラーステーが折れています。

そして、ガソリンタンクをゆすると、カラカラと音がします。中から、コックに付くはずのフィルターが出てきました。

さて、エンジン分解、開始です。

オイルラインや、プッシュロッドを外しまして、

ヘッドボルトを緩めていくと、ボルトがオイルまみれです。（特に、リヤシリンダー側）ヘッドガスケットが抜けているって言うことですね。

ヘッドを降ろしーの、

シリンダー外しーので、次回は、ガスケットはがしや、各部の洗浄、計測等、地味～な作業となります。

エーデルブロック

’９５　ＦＸＳＴＳに付いているエーデルブロック・2スロートのキャブ調整です。

キャブを外して、

分解して、現状のセッティングを把握します。


プラグを見ると、明らかに濃いので、現状から、薄くしていきます。同時に、点火時期の調整も行い、試乗をしたいところですが、本日は、天候不良で、断念しました。

納車整備

こちらは、納車整備中のＳ＆ＳエンジンのＮＥＷＳＣＨＯＯＬ　ＣＨＯＰＰＥＲ。

タバコが小さいのではありません。タイヤが太いんです。
アメリカから来たままで、ウインカーや、ホーンなどを付けないと車検が受けられませんので、いろいろと外して、配線を引いております。

リジットショベル

タンクの錆び取りをしている間に、オイルにじみを直します。年末にお預かりした時にプッシュロッドシールを交換したのに、また、にじんでいる！原因は、ここのオイルライン

ここからにじんだオイルがロッカーカバーを伝ってプッシュロッドの方に流れていました。

で、劣化している、シールを交換。

FXSTS

こちらは、キャブレターのセッティングでお預かりしたＦＸＳＴＳ。

付いているのは、迫力満点の、エーデルブロック2スロート！
キャブセッティングの前に、こちらも依頼されていた、フロントフォークのダンパーのマウント部分の修理から。


ラバーマウントのゴムがボロボロになって、無くなっちゃってますが、ここは、本来、ダンパーと1体になっていて、外せるものでは無いので、ゴムだけって、部品として注文できないんです。
そこで、ゴムの代わりになるアルミのカラーを製作します。

まずは、こびり付いているゴムを綺麗に削り取り、各部の寸法を測り、


このようなカラーを上下２個づつ、計4個製作します。