東京・高円寺にある、バイク専門店【Liberty（リバティー）motor-cycles】北村社長のブログです。
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先日、引き上げたＦＬＨＲＳ。バッテリーケーブルの交換、前後タイヤ交換、クラッチケーブルの交換等を終えて、
無事、納車。ありがとうございました。また、お越しください。
こちらの、'81 FXSと
’78 ＦＸＳ。二台とも、ほぼオリジナルの極上車。なんと、同じオーナー様です。
今回は、シルバーの’７８ の方のスプロケット＆チェーンの交換です。
極上車といっても、走っていれば、この辺は汚れています。
クラッチ内も同様です。
ホイールスプロケットの比較。下が今まで使っていたものです。歯が、かなり痩せているのがわかると思います。
ミッションスプロケットは、丁数を変更です。
洗浄して、組付けです。
チェーンガードや、バッグを付けてしまえば、ほとんど見えない場所ですが、新品のパンツをはいた時のような気持ちよさがあります。
お預かりしているショベルのエンジン作業です。
組んだ人のカムシムの選択ミスですねー。カムシャフトにシムが焼きついていました。
クランクのスラストも、念のためチェック。問題ありません。
ブリーザーホールには、キズが入っちゃってます。
こちらは、ケース内に削りカスが入らないように、細心の注意をして、特工で、オーバーサイズに拡大します。
きれいになりました。
ニードルベアリングも、交換。
ここまでで、カムシャフトや、オーバーサイズのブリーザーギヤ待ちとなります。
また、長い事ブログの更新をさぼってしまいました。
写真は、ちょくちょく撮ってあるので、最近やったスポーツのミッションの作業をＵＰします。
プライマリカバーを開けて、クラッチ等を外し、
ミッションをごっそり外します。
なんて整備性の良いミッションなんでしょう。いつも、思います。
ギヤ類、ベアリング等を順番に外していきます。
見えてきた、この2ヶのギヤが今回交換する1速ギヤ。
こちらを、アンドリュース製のクロスレシオに交換します。
それぞれ、右が純正。左がアンドリュース製です。
歯数が違うだけではなく、ドッグ部の形状も、純正でよく起こるギヤ抜け防止の工夫が見られます。
これらのギヤ交換と定番のキジマ製ライトクラッチを取り付け、クラッチレバーも軽くなり、シフトフィーリングも良好です。
クロスレシオの1速ギヤセットを組んだので、1速のギヤ比が、2速に近づき、今までよりも、1速で、引っ張れるようになります。
若干、1速のトルクは落ちますが、1速で、引っ張れる分シフトチェンジが忙しくなくて、乗りやすく、おすすめです。