東京・高円寺にある、バイク専門店【Liberty(リバティー)motor-cycles】北村社長のブログです。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ツインカム、FXDWG。シリンダーヘッドのマフラースタッド部の修理で、お預かりしています。
どう考えても、ヘッドを降ろさないと無理なので、潔く分解。
ここが、問題の部分。ただ、スタッドが抜けてしまっただけではなく、一度、リコイルされている所が、締めすぎか、リコイルをした時の作業が悪いのか、ごっそりとアルミごと無くなっちゃってます。
スタッドに対して、かなり大きな穴になっちゃってます。
マフラー&フランジをジグにして、センターを出しながら、穴をさらに拡大し、
ここから、旋盤による製作作業に入り、写真を全然撮ってません。
内径、外径にネジを切ったスリーブを製作して、耐熱、高強度のロックタイトをたっぷりと付けて、ヘッドに締め込み、念のため、緩み止めにポンチで、カシメておきます。
はい、いきなり完成写真です。
エボ、及びツインカムで、ありがちな、修理です。スタッドを、一本、折ってしまうだけで、ヘッドを降ろさなくてはならなくなることも良くある話。マフラー脱着時にナットが緩まない時などは、スタッドを折ってしまう前にご相談ください。
Comment