東京・高円寺にある、バイク専門店【Liberty(リバティー)motor-cycles】北村社長のブログです。
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今日は、朝から、一日中、雨でした。こんな日は、じっくりと腰を据えて、エンジンの作業です。
注文中のパーツ待ちの為、腰下は、まだ、組めないのですが、ロッカー、ヘッド廻りなどの作業を進めておきます。
ブッシュの入れ替え&リーミング(サイズ合わせ)の作業を終えたロッカーアームのスラスト調整です。
さまざまな厚みのワッシャーから、ちょうど良い物を選択して、組み付け、規定トルクで締め付けた後、
シックネスゲージで、適性値かを確認します。この作業を、4箇所行います。
ヘッドの方はバルブガイド製作入れ替え、シートカット、バルブ摺り合わせなどが終わっているので、組み付けて行きます。
バルブステムシールですが、右が今回、外した物、左が当店で使用しているシールです。
ゴムのリップ部の厚みやリップ部分がスプリングで押さえられている所など、耐久性が左の物より優れているのは、お解りいただけると思います。
装着。
途中の写真は、撮り忘れましたが、ロッカーカバーとヘッドを組み付けて、大事に保管します。
注文中のパーツ待ちの為、腰下は、まだ、組めないのですが、ロッカー、ヘッド廻りなどの作業を進めておきます。
ブッシュの入れ替え&リーミング(サイズ合わせ)の作業を終えたロッカーアームのスラスト調整です。
さまざまな厚みのワッシャーから、ちょうど良い物を選択して、組み付け、規定トルクで締め付けた後、
シックネスゲージで、適性値かを確認します。この作業を、4箇所行います。
ヘッドの方はバルブガイド製作入れ替え、シートカット、バルブ摺り合わせなどが終わっているので、組み付けて行きます。
バルブステムシールですが、右が今回、外した物、左が当店で使用しているシールです。
ゴムのリップ部の厚みやリップ部分がスプリングで押さえられている所など、耐久性が左の物より優れているのは、お解りいただけると思います。
装着。
途中の写真は、撮り忘れましたが、ロッカーカバーとヘッドを組み付けて、大事に保管します。
車検等でお預かりしたXL1200S。しばらく、乗っていなかったようで、トラックで引き上げてまいりました。
バッテリーの充電、キャブ洗浄、ガソリン交換等の作業で、無事にエンジンがかかりましたが、いくら調節し直しても、クラッチの切れが悪い。
オイルを抜いて、プライマリカバーを開けまして、
クラッチを分解しますと・・・
クラッチ板の真ん中に挟むスプリングプレートと言うパーツのリベットが削れて、外れています。
リベットによって合わさっているはずが、開いちゃってます。以前にも何台か同じ修理をしています。スポーツスターに限らず、ビッグツインも、年式によって、このパーツが使用されています。走り方などで、差は出ますが、数万キロで、こうなってしまうようです。
このパーツを必要としないクラッチ板のキットも販売されていますが、今回は、ご予算の都合で、同じスプリングプレートを注文する事となりました。