東京・高円寺にある、バイク専門店【Liberty(リバティー)motor-cycles】北村社長のブログです。
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数ヶ月、屋外に放置されたSTEED。車検を取りたいということで、引き上げてまいりました。
カチ上げマフラーの中に、
水がたっぷり入っています・・・こういう事にならないように、カチ上げマフラーをワンオフ、または、購入した場合は、一番下になる場所に水抜きの穴を必ず開けておきましょう。
こぼさないように外すつもりが・・・(泣)
マフラーエンドがエンジンよりも上にあるので、エンジンにも水が入っているはず。
プラグを外してみると、案の定、錆びてます。
プラグホールをエアーで吹いてみると、やっぱり水が出てきます。出来るだけ、エアーで乾かして、潤滑油を注入して、恐る恐るクランキング。
プラグに、火も飛んでます。が、
キャブまで、ガソリンが来てナーイ。
そういえば、STEEDは、フューエルポンプを使用しているので、メインキーをONにした時にポンプの作動音がするはずなのにしていない。
で、シート下にあるフューエルポンプを分解。
こんな、状態で、動くはずもありません。エンジン始動まで、しばらく掛かりそうです。
ラバーマウントのスポーツが続きます。こちらは、車検&ロッカーカバーからのオイル漏れ修理でお預かり中のXL1200Lです。

リヤバンクのロッカーカバーからの漏れは、ひどく、乗っていると、左足太ももまで、オイルまみれになるほどです。

’07年式で、距離も1万2000キロ程なんですが、ラバーマウントになってからの、スポーツスターの弱点です。

早速、タンクを外して、分解。

ガスケットのゴムの張りが無く、フニャフニャで、「これでは、漏れるでしょー」という感じ。

純正のガスケットキットを注文しましたが、材質がアップデートされていて、色も今までの物と違います。写真右が、今回、外したフニャフニャで、左が、これから組み込む新品です。触った感じも、かなり硬くなっています。
これを、マニュアル通りに組み付けるだけでも、しばらくは大丈夫と思いますが、なるべく長持ちするように、ひとてま加えて、組み付けます。

組み付け後、試乗を繰り返し、大丈夫。バッチリ止まりました。車検も受けて、納車準備OKです。
リヤバンクのロッカーカバーからの漏れは、ひどく、乗っていると、左足太ももまで、オイルまみれになるほどです。
’07年式で、距離も1万2000キロ程なんですが、ラバーマウントになってからの、スポーツスターの弱点です。
早速、タンクを外して、分解。
ガスケットのゴムの張りが無く、フニャフニャで、「これでは、漏れるでしょー」という感じ。
純正のガスケットキットを注文しましたが、材質がアップデートされていて、色も今までの物と違います。写真右が、今回、外したフニャフニャで、左が、これから組み込む新品です。触った感じも、かなり硬くなっています。
これを、マニュアル通りに組み付けるだけでも、しばらくは大丈夫と思いますが、なるべく長持ちするように、ひとてま加えて、組み付けます。
組み付け後、試乗を繰り返し、大丈夫。バッチリ止まりました。車検も受けて、納車準備OKです。
スポーツスターと言いましても最近は、かなりのバリエーションがありまして、こちらは、883L(スーパーロー)と言う名前の通り、車高が低いのが、ひとつの売り文句となっている車両です。
が・・・低すぎるようでして、普通に交差点で、摺ってしまうようです。ネットで調べても、同じ悩みを持つ方が結構いました。
そこで、車高UPをする訳ですが、フロントフォークからいってみましょー。
今回は、長いインナーチューブに変えるわけではなく、ダンパーチューブと言うパーツを他車種の物に交換して、車高を上げます。
単純に、この長さの差分フロントフォークが延びることになります。
こんだけ伸びました。分かりづらいですね。
はい、約2インチ。
純正オイル(タイプE)を入れて、しっかり油面調整。
リヤサスは、お客様の持ち込みのIKON。こちらも、自由長で、約2インチ程長いです。
そのままでもいけそうでしたが、若干、傾きすぎなので、サイドスタンドも交換です。
前後共に、アクスルシャフトの締め付けトルクは、リジットマウントの時のスポーツスターとは、全然違いますので、注意が必要です。マニュアル通りに締め付けます。
前後車高UP完了です。
パッと見は変わりませんが、跨ってみると、確実に上がってます。明日、天気が良くなれば、試乗です~。